後悔している専門学校の話

2011年。自分は新宿にある情報系の専門学校に入学しました。

試験、面接はなく、願書を出せば簡単に入ることが可能でした。学生寮もあるとのことで、そこで暮らしながら勉強しました。

400万が2年で消えた

結論から言うと、学校は二年で卒業だったのですが、この400万消えました。二年目、貯金額がやばくなり、夏休みに郵便局でバイトをしました。さらに親から金をもらって…という事態に。

今では後悔してます。専門学校…というか、学校は行かなくてよいです。

なぜ入学したのか

本当はゲームに携わる仕事がしたかったので、ゲーム開発科とかに入りたかったのですが、さすがにゲームで食ってはいけんだろうと情報系を選択。

授業料、寮費は働いてためた貯金を崩して払いました。正社員として3年働いていたので、貯金400万ぐらいありました。自分は使わないのでこんぐらい貯まります。

寮での生活

高い授業料もそうですが、寮費が月8万と高かった。食堂があり、朝飯と夕飯は出るのですが、共同の風呂、共同のトイレ、ワンルームの部屋に8万は高すぎる。

父に相談して、寮はいいぞみたいな話を聞いて決め手としたのは間違った判断でした。実際、隣の壁は薄くて、騒音がうるさかった記憶しかない。相手は自分より若い学生なので音立てたり大笑いしたりするやつが多いんですよ。

授業

そして肝心の授業内容はまあ、フツーです。先生はまともでしたが、不真面目な生徒がチラホラ。授業中に奇声をあげる生徒は本当に邪魔でした。金さえ払えば誰でも入れるので、そういう生徒が入ってきても仕方ないのですが。

得られたことと後悔

基本情報と応用情報の資格をとれた、小説を書いている友人を見つけたというのは大きかったですが、失うものも大きかった。自分で稼いだ金だったのでやる気だったのですが、そのやる気が続いたのは1か月だけ。あとは惰性です。

辞めていく生徒がいる中、自分も辞めておけばよかった!と今は後悔してます。400万あれば、今の自分なら4年ぐらいの自由が手に入ります。その間、色々試せることは試せる生活費を、専門学校なんかに払ってしまいました。

反省

この経験から、人任せにするとろくなことがないと学びました。特に寮費は高く、ちゃんと自分でアパートを借りて食事を作って生活すればそれだけでも生活費は削減できました。

情報系の仕事に就くにしても、学校という受け身の環境にいるのではなく、自分で毎日〇〇をやると目的を立てて、地道ですが主体的にやっていくスタイルが一番です。受け身だと眠くなるし、サボることになる。

結論、教えてもらうという環境そのものが意欲をそぐのです。

友人とは卒業したあと、何度か飲みに行きましたが、以降は疎遠に。

というかメールアドレスを送ってもメアドを変えたのか、連絡できなくなりましたが、その出会いだけは良かった。この専門学校は今までの人生で一番後悔していることです。

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