自作の寝転がりゲーム機

目的、前提

家で寝転がって、さまざまなゲームをしたい。

最初、psvitaにエミュレータを入れてゲームを楽しもうとした。しかし、こういうやり方だとハードの制約を受ける。具体的にはソフトによって遅延したり、音がおかしい、セーブができないなどの不具合がある。これはpsvitaでエミュレータを動かそうとする人が少ないため、そのためのエミュレータの完成度が低いと思われる。

次に、中華のゲーム機にたどり着く。しかし、youtubeなどで調べたが、そこまでソフトが動いているようには思えなかった。値段も一万円以上と高いものが多く、設定が複雑でハズレも多い。psvita同様、ハードの制約を受けているなと感じた。

そんなわけで、ハードの制約を受けないウインドウズpcのサブディスプレイ一択という結論になった。つまり、小さいモニターとゲームパッドをくっつければいいだけ。

ケーブルでごちゃごちゃするのは想定されるが、それは我慢することとする。

材料

・ゲームパッド(あったのはEasySMX 有線PS3コントローラーというものだが、在庫切れになっていた。似たようなものでも根気があれば大丈夫だと思う)

5インチモニター

hdmiケーブル

こちらのケーブルは細いので、取り回しがしやすい。

usbケーブル(2m~3mぐらい?)

l字変換アダプタ

 モニター側hdmiに負荷がかかるため、買った。なくてもいいかも。

・薄い木片(3,4×7、厚さ5mmぐらい)

・厚い木片(3.4×3.4、厚さ20mmぐらい)

・ボルト、ビス

作り方

1.ゲームパッドの上部に、薄い木片を入れるための穴を開ける

ドライバーで穴を開け、ニッパーで長方形に切りました。

2.薄い木片を入れ、ゲームパッドとボルトで留める

3.厚い木片にゲームパッドのケーブルを通すための穴を開け、二つに切断。ケーブルを挟むようにして取りつけ、ビスで留める

4.ディスプレイ側の土台のカバー部分に穴を開け、木片をビスで留める

5.傾き調整するための工夫をする

自分はカバーにある支え部分を利用しました。

6.pcとケーブル類(hdmi、usb、ゲームパッド)を接続

7.pcにjoytokeyをDLし、設定する

ゲームパッドでマウスやキーボードのキーを割り当てます。

メリット

1.ハードの制約を受けない

スペックの高いウインドウズpcのサブディスプレイなので、ゲームによって重くなったり、動かなかったりといったことが少ない。つまり、色々なエミュレーター(おそらくはps2まで)、stermも含めたゲームを寝転がりながら楽しむことができる。

2.故障したときに自分で対応できる

よく壊れる部分として、ゲームパッドの十字キー、ボタンなどがある。このやり方だと新しいゲームパッドを買えばよく、モニターが壊れたらモニターだけ買えばいい。自分で対応可能。なので、長期間安く使用できる。

デメリット

1.ちょっと重い

 ゲームパッドにモニターのディスプレがくっつくので、ちょっと重い。しかし、画面サイズはちょうどいいと思う。

2.ベッドがpc近くにないといけない

 寝転がるためのベッドとpcが近くにないと、ケーブルの長さが足りず、プレイできない。距離がある場合、もっと長いケーブルを使えば可能かもしれない。

2.やっぱりケーブルが邪魔

 ディスプレイのhdmiケーブル、usbケーブル、ゲームパッドのコードが邪魔。これは想定していたことだが…。ゲームパッドは無線にしたら、楽になるかも。

まとめ

現在、stermのテイルズオブべスペリアをプレイしている。セールで1300円ぐらいだったので購入した。

このゲームの場合、ゲームパッドで動かせるみたいだがなぜか決定ボタンが効きにくい。会話するのに何度も押さないと反応しない。

また、ゲームパッドを使う設定が、ゲーム起動するたびにマウスを使う初期の設定に変更されるといった、コントローラー周りのバグがある。

市販ゲームだったものはpc操作に最適化されてないということか…。なので、マウス操作をゲームパッドに割り当ててます。

ちょっと設定はめんどいけど、寝転がりながらプレイできるので、最高です。

参考

たった5インチ、ロマンしかないモバイルモニター。 – YouTube

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