pythonで作ったプログラムを実行ファイルにするとき、色々な選択肢があると思います。最終的に、作成しやすさからpyinstallerになりました。
ただ、色々な問題がありました。その一つが作られた実行ファイルのサイズが大きくて起動も遅いということ。しかし、色々試してみた結果、500Mbぐらいあった実行ファイルが80Mbぐらいになりました。
以下はその方法です。
新しい仮想環境を作る
自分の場合はanacondaを使用しました。名前を仮にtestとし、createボタンを押して、仮想環境を作ります。
venvの場合は以下でvenvという名前で仮想環境を作る。
python -m venv venv
buildフォルダが作られていたら、削除
pyinstallerで実行ファイル作成した場合、作られるフォルダの一つです。これを削除しないと前回作ったデータが利用されてしまうようです。
作った仮想環境に切り替える
activate test
test:仮想環境の名前
venvの場合は以下
venv\Scripts\activate.bat
必要なパッケージをpipでインストールする
pip install 〇〇 でインストールしていきます。動くために最低限の必要なパッケージ(ライブラリ)だけを入れます。
pyinstallerで実行ファイルを作成する
pyinstaller main.py -F -w
main.py:エントリポイント(一番最初に始まる)となるファイル
-F:一つのファイルにまとめる際のオプション
-w:起動時にコンソール画面を表示しない
これで軽量化されるはずです。
このことから言えるのは、開発用の環境と、実行ファイル作成用の環境が必要ということです。